N Y のセントラルパークの木々を吹き抜ける初夏のイメージ。

 

　制作中、描き上がりの全体感を見ようとしてミントのシリーズをすべて窓に並べたところ、ミントの香りが風にのって漂ってくる気がしました。

　共感覚というらしいのですが、この事がきっかけとなり、マリスを考案した経緯に至る、感慨深いシリーズです。

 

Country road series

　2009 年7 月のNY の個展で「雨上がりの花たち」と共にアクリル画で出展した「Mint」と「Cherry Blossom」のシリーズ。

 

　帰国後すぐにN Y で発表した絵をすべてマリスで描き変えた、初期の3 シリーズのうちの１つ。

　リーマンショックの発信地であるNYでの個展ということで、「故郷を離れ大都会で頑張っている人たちへエールを送る」そんな意味を込めました。